2021.10.22更新

The Journal of the Japanease Society for Dental Materials and Devices 「DE」の 特集「歯科と色彩」に「セラミック修復と色彩」 と題して論文を掲載していただきました。

セラミックのクラウンやインレーの色を周囲と調和させるために、院長が大学病院勤務時代から20年以上にわたって取り組んできた内容を報告させていただきました。また、色再現が難しいといわれるジルコニアクラウンの最新の状況と対処法についても解説させていただきました。患者様が満足できる色彩のセラミックを提供するためにこれからも努力していきたいと思います。DE Sep.2021DE No216 目次

2021.07.23更新

新型コロナ感染症が猛威をふるっています。ワクチン接種の打ち手が不足し、歯科医師による接種も一部で開始されています。打ち手になるための研修募集がありましたので、実技講習を受講してきました。実技講習に先立ち、日本歯科医師会主催のワクチン接種に係る教育研修を修了して、基本的知識を習得してからの実技講習でした。麻酔の注射は日頃から行っていますので、スムーズに受講することができました。集団接種会場などからの依頼があった場合に協力するという形ですので、歯科医院では接種することはできませんが、少しでもお役に立てれば幸いです。院内では感染予防策を徹底して診療にあたっております。手洗い、うがい、アルコール消毒のご協力をお願いし申し上げます。

2019.05.20更新

ストローマンフォーラム2019東京国際フォーラム    講師の飯島俊一先生 

2019.5.18-19に東京国際フォーラムで開催されたストローマンフォーラムに参加してきました。

当院非常勤医師・東京歯科大学インプラント科臨床教授の飯島俊一先生は、「合併症防止と長期成功のためのインプラント治療」と題して講演をされました。

人生90年から100年時代を迎え、インプラントを快適に長期間使用していくための秘訣を、長期症例やエビデンスのある論文結果を踏まえ、わかりやすく解説されました。インプラントの選択から始まり、手術法、上部クラウンの制作、メインテナンスまで、長年の経験や最新の情報を披露しました。

それらの貴重な知見は、もちろん当院の毎日の診療に活かされています。

2019.05.20更新

    

講師の飯島俊一先生ストローマンフォーラム2019

2019.5.18-19に東京国際フォーラムで開催されたストローマンフォーラムに参加してきました。

当院非常勤医師・東京歯科大学インプラント科臨床教授の飯島俊一先生は、「合併症防止と長期成功のためのインプラント治療」と題して講演をされました。

人生90年から100年時代を迎え、インプラントを快適に長期間使用していくための秘訣を、長期症例やエビデンスのある論文結果を踏まえ、わかりやすく解説されました。インプラントの選択から始まり、手術法、上部クラウンの制作、メインテナンスまで、長年の経験や最新の情報を披露しました。

それらの貴重な知見は、もちろん当院の毎日の診療に活かされています。

2018.12.22更新

インプラント

7月21日-22日に第26回日本歯科色彩学会総会・学術大会が柏の葉カンファレンスセンターにて開催されました。院長は「TRIOS3を用いたデジタルデンティストリー」と題したランチョンセミナーの講師を務めさせていただきました。
インダストリー4.0とかIOTという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。デジタル化による生産性の向上を図るというドイツの国家プロジェクトは、いまや世界的な流れとなり、日本もその例外ではありません。歯科においても同様で、CAD/CAMでジルコニアのクラウンを削り出したり、3Dプリンタで金属床義歯のフレームを製作できるようになってきました。これまでもセレックという有名なシステムがありましたが、精度的にもう少しという気持ちがあり、これまで導入を控えてきました。昨年、日本でも認可が下りた口腔内スキャナーTRIOS3は精度やスピードどれをとっても現状では最も優れたシステムといえるでしょう。光学印象といって型取り材なしで、専用のデジタルカメラで型を採り、デジタルデータをもとにクラウンを製作します。当院は認可と同時に導入しました。インプラントにおいてもガイデッドサージェリーという正確な埋入法のために、これまでは2回のCT撮影をする必要がありましたが、口腔内スキャナーを併用することで、1回の撮影で済むようになりましたので患者さんにとってもメリットが大きいと思います。そのような講演をしてきました。少子高齢化で人手不足の日本でもこれから普及が予想される最先端の治療法です。

2018.12.22更新

2018年6月9日、10日、有楽町の東京国際フォーラムで、日本顎咬合学会 第36回学術大会が開催されました。院長は、ジルコニアクラウンからCAD/CAM冠までというタイトルで講演をしました。このシンポジウムでは東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の高垣 智博先生とご一緒させていただきました。
顎咬合学会は、一般開業医を中心に会員数7000名を超える歯科としては最大規模の学会の一つです。今回も数多くの学術講演がありましたが、一番の話題はデジタルデンティストリーでした。型取材を必要とせずカメラで型を採る口腔内スキャナーが日本でもようやく認可され、普及の兆しが見えてきました。なかでも3Shape社のTRIOS3が最も精度がよいとされています。よく引き合いに出されるセレックが40~50μmの誤差に対して、わずか7μm(ADAアメリカ歯科医師会調べ)という非常に優れた性能をもっています。

インプラントインプラント

院長はTRIOS3を用いたフルデジタルのフルジルコニアクラウンという新しい補綴法についてその臨床を中心に発表しました。ジルコニアクラウンは、強度が高く壊れにくいばかりでなく、汚れが付きにくいので、虫歯や歯周病の予防にもなる優れた素材ですが、色再現が難しく高度なテクニックを要します。高垣先生は、新しい素材にはそれに見合った接着が必要なことを、多くの科学的なデータに基づいて発表されました。一人90分間はこの学会の講演で最も長く、2人でトータル3時間のシンポジウムをこなしてきました。臨床医の皆さまのお役に立てば幸いです。

2018.12.22更新

 世界で最も権威あるインプラントの学会の一つ、ITIの機関誌13巻2号2017年の中のITIワールドシンポジウムのハイライトに私たちのインプラントグループが掲載されました。昨年のEAOに続く掲載に、感激もひとしおです。朝早くからのモーニングセッションから夜遅くまで、期間中は休む間もなく貴重な講演がなされました。その一コマが掲載の写真です。

 当院で開院以来20年以上にわたって採用しているストローマンインプラントがメインの学会ですが、さまざまのインプラントがある中で、一貫して科学的根拠に基づいた治療法を開発し、採用し続けてきたため、現在では世界で最も信頼性のあるインプラントの評価を受けています。

 掲載されたのは、チューリッヒ大学のヘンメル教授のデジタル化への「鍵」のコーナーで、まさに世界の最先端技術の部分です。当院でもデジタル印象の3Shape社のTRIOS3を認可と同時に採用しています。

 長期的な成功結果は、当然ながら、適切な治療計画から始まります。デジタル技術の進歩により、利用可能な骨量、主な解剖学的特徴、最適な歯牙とそれに付随するインプラントの位置といった重要な計画要素はすべて、デジタル技術技術を利用して評価・計画できるようになって、誤差が削減されることをハーバード大学のガルッシ先生も述べられていました。

 デジタル化でこれまでのアナログ技術がすべて置き換わることにはならないと思いますが、患者さんの侵襲を少なくして、正確に確実にインプラントができる時代になってきたことを痛感した次第です。

 

インプラント

2018.12.22更新

日本歯科審美学会の学会誌「歯科審美」の 特集 歯科治療へのジルコニアの応用 に院長の論文が掲載されました。最新のジルコニアオールセラミッククラウンの審美応用と、これから日本でも普及が予想される口腔内スキャナーを用いたデジタルデンティストリーに関する解説論文です。

インプラントインプラント

編集委員長の日本歯科大学新潟生命歯学部教授の新海 航一先生からはご丁寧な紹介文をいただきました。

インプラント

2018.12.22更新

インプラントインプラント

当院でインプラントオペを担当していただいている、東京歯科大学インプラント科臨床教授の飯島俊一先生が、9月22日~9月24日に仙台国際会議場で開催された日本口腔インプラント学会で講演をされました。インプラントと名前がつく学会は数えきれないほどありますが、この学会は「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」の名前の通り、日本で最も信頼性の高いインプラントの学会のひとつです。講演に先立ち、座長の先生は、飯島先生のこの講演は、(受講の先生方にとって)今回の学会のなかで、もっとも持ち帰る内容が多いお話であると思います。ご期待ください。と紹介されました。朝8時からの講演にもかかわらず、会場は満席。立ち見も出るほどでした。しかも受講者は大学の教授や助教授、医局員の先生など、インプラントの臨床、研究、教育に携わっている方々が多く、初学者というよりは、インプラントに何年も関わってきたベテラン向けの内容でした。先生はこれまでの30年以上にわたる経験をもとに、インプラントの長期安定性のための秘訣を、1.診断 1)咬合力の診断、2)インプラントの種類と特徴 3)骨量、骨質、骨変化の診断 2.咬合力のコントロール に分類して明解に解説されました。今年の5月にスイスのバーゼルで開催されたITIコングレス(当院5月10日付ブログもご参照ください。)での最新の知見から、ご自身で開発された新しいインプラントまで、インプラントの難症例を数多く経験されてきた先生ならではの素晴らしい内容でした。

また、今回の学会のテーマの一つであるインプラントの長期安定性に関するシンポジウムでは、現在のエビデンスとして、既存骨内での埋入を優先し、可能であれば骨造成処置を避ける。なるべく短期間で低侵襲な治療法を選択する。シンプルでメインテナンスしやすい補綴治療。短期間でなくライフステージを考えた治療。などが挙げられていました。

これらはこれまで当院で行ってきたインプラント治療の基本方針と何ら変わるところはありません。骨造成処置は腫れや痛みを伴うことがあり、治療期間も2~3年と長期間にわたることもあります。当院ではできるだけ骨造成を行わず、細めで信頼性の高いインプラントを採用していますが、これは患者様の腫れや痛みが少ないばかりでなく、インプラント周囲炎の発症を抑え長期予後が期待できるからです。また、ご高齢になって通院が困難になっても、管理が容易な方法に切り替えることができるような補綴を心がけています。これらの方針がようやく日本の学会でも認知されるようになってきました。医学の発展に伴い、治療法も変わってきています。これからも引き続き研鑽を積んでいく所存です。

なお、飯島先生の当院での診療は10月を予定しています(完全予約制)。診察ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

2018.12.22更新

歯科歯科

この春発刊された全国歯科技工士教育協議会 編集 最新歯科技工士教本
歯科技工実習 (医歯薬出版株式会社)に当院の症例が採用されました。
この本は日本全国にある歯科技工士学校で使用される教科書です。
そのなかで、歯科技工指示書の項目「色合わせ」に関する部分で、当院で日常行っている方法の写真が掲載されました。
歯科技工士さんは、歯科医師が記載する歯科技工指示書に合わせて、歯科技工物を製作します。とくに歯の色は色差1~2という、プリンターメーカーの研究者の方がびっくりするような極めて微細なところで仕事をしています。そのレベルで歯の色を合わせるということは極めて難しく、通常ではある程度までしか合わせられないのが現実です。
そこをいかに、自然に違和感なく、美しく、人工の歯か自分の歯か見分けがつかないようにするかが、歯科医師・歯科技工士の腕の見せどころということになります。
患者さんへのコンサルテーションやコミュニケーション、的確な診療処置、歯科技工士さんに対する正確な情報伝達と上質な材料、製作技術がそろってはじめて、満足していただける治療結果につながります。すべてオーダーメードの手作りです。近年ではデジタル化が進み、一部は機械が代行してくれる部分もありますが、最後は人の目、人の手です。
今回の掲載につきましては、日本歯科色彩学会の活動でご一緒させていただいている埼玉歯科技工士専門学校(こちらは日本でいち早く歯科技工教育のデジタル化に取り組み、実践されています。)の中山友克先生の推薦をいただきました。記して感謝申し上げます。

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