2018.12.22更新

2018年6月9日、10日、有楽町の東京国際フォーラムで、日本顎咬合学会 第36回学術大会が開催されました。院長は、ジルコニアクラウンからCAD/CAM冠までというタイトルで講演をしました。このシンポジウムでは東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の高垣 智博先生とご一緒させていただきました。
顎咬合学会は、一般開業医を中心に会員数7000名を超える歯科としては最大規模の学会の一つです。今回も数多くの学術講演がありましたが、一番の話題はデジタルデンティストリーでした。型取材を必要とせずカメラで型を採る口腔内スキャナーが日本でもようやく認可され、普及の兆しが見えてきました。なかでも3Shape社のTRIOS3が最も精度がよいとされています。よく引き合いに出されるセレックが40~50μmの誤差に対して、わずか7μm(ADAアメリカ歯科医師会調べ)という非常に優れた性能をもっています。

インプラントインプラント

院長はTRIOS3を用いたフルデジタルのフルジルコニアクラウンという新しい補綴法についてその臨床を中心に発表しました。ジルコニアクラウンは、強度が高く壊れにくいばかりでなく、汚れが付きにくいので、虫歯や歯周病の予防にもなる優れた素材ですが、色再現が難しく高度なテクニックを要します。高垣先生は、新しい素材にはそれに見合った接着が必要なことを、多くの科学的なデータに基づいて発表されました。一人90分間はこの学会の講演で最も長く、2人でトータル3時間のシンポジウムをこなしてきました。臨床医の皆さまのお役に立てば幸いです。

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